
映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作者ロアルド・ダール氏による「チャーリーとチョコレート工場」の姉妹編の物語です。
物語はチャーリーがワンカさんにチョコレート工場を譲り受け、家族で引越しをするというところから始まります。普通の引越しとは違う、ガラスのエレベーターでの引越しです。ガラスのエレベーター?というか、ガラスのエレベーターで引越し??と、なんとも不思議なスタートから一気に宇宙へと場面が進みます。宇宙では、チャーリーの家族、ワンカさん以外に、宇宙飛行士と宇宙ホテルの従業員たち、地球にいるアメリカ大統領とその取り巻きたち、そして、宇宙人が出てきて、まさに宇宙規模の大騒動です。流れ星の正体もわかります。
物語の後半は、無事に地球に帰ってきてからの話。チョコレート工場で起こるもう一騒動。映画にも出てきたウンパ・ルンパも出てきます。
「チャーリーとチョコレート工場」の姉妹編で続きではありますが、この一冊だけでもかなり楽しめます。
子供向きではあるものの、大人も楽しく読めると思います。ドローイングの挿絵も素敵です。
冒険ものが好きな人、「チャーリーとチョコレート工場」が好きな人にオススメです。
著者:ロアルド・ダール / 訳者:田村隆一 / 発行:評論社 / 208mm × 160mm / 221P / ハードカバー / 1992年7刷発行 / 古書
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