
ベルギーで生まれたリンゴ3個分くらいの背丈の青い妖精スマーフの物語です。
ベルギーでは漫画がアートの1つという位置づけでベルギー国内はもちろんヨーロッパでも高い人気を集めています。日本ではタンタンがよく知られていますが、こちらのスマーフもとても人気のある漫画です。
いろんなシリーズがある中で、この「スマーフ語戦争」は、よく出来ている上に、なかなか大きな教訓を得られるお話でもあります。発端は訛りの違いから始まり、どちらが正しいスマーフ語か?!という討論へ発展し、どちらも引かずに戦争になる。というお話。どうにも収集のつかないこの戦争。どう解決するのか…。
現実社会でもありそうな話で、何とも耳が痛い気もします。まぁ、しかし、スマーフは可愛いです。一生懸命のスマーフたちにドキドキハラハラしながらページをめくって欲しいです。
お子さんと読むのもよいと思います。争いの発端は本当に小さなことだし、許さないことの代償はなかなかに大きいことがよく分かります。争い事のよい教材になるかもしれません。
一緒に収録されている「スマーフ運動会」はショートショートの1ページの短い話で、どれも可愛らしい話です。
ベルギー漫画が好きな人、争いについて漫画で読みたい人にオススメです。
著者:ペヨ / 訳者:村松定史 / 編 : 小川悦子 / 発行:セーラー出版 / 297mm × 215mm / 42P / ハードカバー / 2002年復刻版第一刷発行 / 古書
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