
韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌「中くらいの友だち」の9号です。
まだ、世界はコロナ禍だった。巻頭の清水博之さんの「2021年ソウル、コロナ禍の初夏ふたたび」で始まり、続いてカン・バンファさんの詩「そうだ」を読むと、本当に想像もしなかった世界をまだ私たちは生きていて、それが日常になっているのだなと思う。(解決はちっともしていないけど)
相変わらず、それぞれの連載ものも面白く盛りだくさんです。今回は韓国で自閉症の子どもと暮らしている平野有子さんの記事がジョインしています。これもなかなか知ることのないお隣の国の子育て事情です。
そして、今号にて「中くらいの友だち」は一休みをすることになったそうです。こんな時期だからということもありますが、何より創刊した2017年は嫌韓本が多く目についたのに、今やドラマに映画に小説にの大韓国ブームの世の中になったことも大きいそうです。コロナで行き来は難しいですが、あまり見かけることのなかった小説やエッセイを書店で見かける機会はグググっと増えました。映画もドラマもK-P0Pも一部の人でなく広く浸透している気がします。ごく普通の面白く興味深い韓国を見せ続けてくれた「中くらいの友だち」はそんなブームの縁の下の力持ち的な存在だったのではないかと思っています。
またいつか新しい号が出るまで、今号も含めバックナンバーも読み返して楽しみたいと思ってます。
韓国に行ったことのある人、行ってみたい人、韓国のあれやこれや(映画・K-POP・コスメ・グルメ)が好きな人にオススメです!
当雑誌をお買い上げの方に、雨乃日通信vol.3をお入れいたします。(無くなり次第終了します。)
雨乃日通信は、韓国ソウルにある雨乃日珈琲店から発行されているフリーペーパーです。雨乃日珈琲店を経営しているご夫婦であるお二人は「中くらいの友だち」のメンバーです。とにかく最高で面白いフリーペーパーです。
発行:韓くに手帖舎 / 148mm × 210mm / 143P / 新刊
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