日本語が亡びるとき
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日本語が亡びるとき

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小説家でもあり、評論家でもある水村美苗さんの日本語、日本文化に対しての考察本です。

この本は、著者がアイオワ大学の主催する国際創作プログラムに参加するところから始まります。そこでは様々な英語圏ではない作家や詩人など文章を書く人々が世界中から集まり、合間にシンポジウムや講義などを交えながら、日夜それぞれの創作をそれぞれの言語でしています。そこで各国の作家を目の当たりにし、母語で書くことの素晴らしさ、そして、言葉が変化してきたその奇跡的な道のりを思えばこその今後の言葉のあまり明るくはない行く末の思いがこの本に込められています。

世界中で普通に使われているそれぞれの言語。それを、細かに分類し、どう変化していったかが書かれています。日本語の明治維新からの現代に至るまでの変化は、時代の流れと共に些細だけど大きく変化していっていて、とても興味深いです。その変化をより分かりやすいように〈普遍語)〈現地語〉〈書き言葉〉〈母語〉〈国語〉などと分類していて、そのために多数のページが費やされています。芥川龍之介が普段英語の本を読んでいて、さらに読むのが早かった。福沢諭吉は普段は漢文の書物を読んでいた。など、それぞれの時代の当たり前の事実も興味深いです。

英語が世界標準語として物事が動いている時代に生きる私たちに、自国語を守ることの重要性を説いたこの本は、日本文化が言葉の面からもないがしろにされていることへの著者の悲しみと怒りが感じられます。

長い歴史を持つ日本文学へ、襟を正して向き合おうという気持ちになる一冊です。

明治後の日本語の成り立ちに興味のある方、言語に興味のある方に特におすすめです。

 

著者:水村美苗 / 発行:筑摩書房 / 195mm × 140mm / 330P / ハードカバー / 2008年初版第2刷発行 / 古書


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