永い言い訳
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「ゆれる」「ディア・ドクター」などの映画監督、西川美和さんによる書き下ろしの小説です。

この小説自体も本木雅弘さんが主演で、2016年に映画が公開されたものです。妻を事故で突然失い、失ったことで出来た同じ事故で母親を失った家族との縁が、彼を揺さぶります。

物語は、語り手がランダムに変わり、また間に語り手なしの章があるなどし、物語をいろいろな視点で見ながら読み進める形で進んでいきます。大事な人(またはただ知っている人)を失うということは、生きていると必ず起こることではあります。そのタイミングはそれぞれで、それが良いとか悪いとかではなく、ただそのタイミングで起こるのだなと思います。そして、残された人は、その失ったボコっと凹んだ部分と向き合って生きていかなくてはなりません。

この主人公を始め、もう一つの家族たちは、それぞれにその人自身だけではなく、その人がいた生活、信頼感、安心感、存在感、不快感、苛立ちなどのなくなってしまったものと対峙していきます。そして、最後にたどり着くところは、良いとか悪いとかではなく、ただただ自分と向き合った末の場所だったのだなと思います。

結構ずーっと主人公がいけ好かない感じなのですが、最後のシーンがとても良いです。そして、この主人公のいけ好かなさの根源の思いというは、誰にでも多かれ少なかれ持っているものだと思うので、余計最後のシーンがグッときます。

小説が好きな人、日本の映画が好きな人にオススメです。

 

著者:西川美和 / 発行:文藝春秋 / 195mm × 138mm / 309P / ハードカバー / 2015年第六刷発行 / 古書

 

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