
赤ちゃんについての絵本です。
思わずこちらも笑顔になってしまうような赤ちゃんの笑顔が表紙です。描いたのはマリー・ホール・エッツ、アメリカの絵本作家です。彼女の絵本は日本でもたくさん出版されていて、読んだことがある人も多いと思います。
この絵本は壮大な物語です。小さな小さな卵から始まり、お母さんのお腹の中で成長を経て、赤ちゃんが生まれるまでの物語です。知らない人(正確には私たちはそれを経て来たので、知っているはずですが)はもちろん、知っている人だって改めて赤ちゃんが、つまりは私たちがどうやって生まれて来たのかを知るのはとてもエキサイティングなことだと思います。
エッツの素敵な絵がこの壮大な物語をより分かりやすく美しいものにしています。途中の卵の段階までは、ほかの生物の絵も見れます。どの絵もモノクロで描かれます。とても素敵で、繊細で、虫眼鏡を使って見てみましょうという小さな絵もあります。お腹の中の赤ちゃんはこうして大きくなっていったのか。私たちは、こうやって生まれてきたのか。と少なからず感動すると思います。
生命の神秘をあたらめて感じたい人にオススメです。
絵・文:マリー・ホール・エッツ / 訳:坪井郁美 / 発行:福音館書店 / 310mm × 230mm / 59P / 2007年第29刷発行 / 古書
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