
余地、佐藤洋美さんによる旅の記録です。
ただただ写真だけ。2018年、2019年にポルトガル、スペイン、モロッコを一人歩いた日々の記録です。
街の風景、食べたであろうテーブルに置かれた料理、お酒、読めない看板、壁、窓、座っているおじいちゃん、市場の人、駅、海、ホテル、猫、遠くを歩く人、天井、釣り人、電車、木、展示物、洗濯物、タイルなどなど。
知らない街でついカメラを向けたくなるような、または、自分ならスルーしてしまうかもしれないような様々な写真たちです。特に説明はなく、あるのは国と都市の名前、そして何年かということだけです。このあえて説明がないのがとてもいいです。
佐藤さんが歩いた道を、見ているこちらも歩いているような、そんな気分になります。
ただただ旅の記録を追うだけですが、旅に(特に海外に)行きにくい時に、これがとても癒しになるのではないかと思います。
旅へ出たい人、気分転換をしたい人にオススメです。
プロットタイプ版につき、僅少制作になります。カバーは古い和紙のような風合いのあるもで、そこにタイトルが挟み込んであるという紙好きならではのアイデアのものです。一つ一つ折れ後があったり、シミがあったりして、それがなんとも言えない味わいを出しています。
著者:佐藤洋美 / 発行:余地 / 210mm × 150mm / 158P / ソフトカバー / 新刊
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